いきものがかり よっちゃんのつぶやき
 

New Album
『My song Your song』

2008年12月24日発売
ESCL-3146/¥3,059(税込)

【収録曲】
1.プラネタリウム
2.気まぐれロマンティック
3.ブルーバード
4.スパイス・マジック
5.かげぼうし
6.帰りたくなったよ
7.message
8.Happy Smile Again
9.くちづけ
10.僕はここにいる
11.プギウギ
12.幻
13.心の花を咲かせよう
[bonus track]
14.帰りたくなったよ
-acoustic version-
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よっちゃんの受験生活〜前編〜
センター試験が始まりました。


今日はFMフジの代々木サテライトスタジオで、山本シュウさんの番組の生放送。

代々木は、浪人時代、毎日通っていた思い出深い街なので、センター試験が行われる今日は、なんだか感慨深いものがあります。


受験生のみなさん、がんばって。




18歳当時、僕は京王井の頭線沿線にある都内の私立大学に通っていました。
現役で受かった私立大学には何の不満も無く、むしろその大学の校風は大好きだったし、その学生生活もとても楽しいものだったのですが、入学前から僕はどうしても諦めきれず、「仮面浪人」という変わった形の受験生活を送ることを決めていました。

いろいろ話すと長くなるのですが、それまで全てを中途半端にしてきた自分が許せず、一度でいいから自分の意志と責任で初志を貫徹してみたいという、今から振り返れば青臭くて恥ずかしい気もするのだけど、当時の18歳の自分にしてみればとてもとても大きな理由が、そこにはありました。

そんな風にして、始まった「仮面浪人」生活。

それは、今思い返しても、とても過酷な日々でした。



まず朝は4時に起き、海老名サービスエリアの早朝バイトに出ます。

もう一度受験をしたいというのは、まぎれも無い自分のわがまま。
少しでも親に迷惑をかけたくないと、予備校の受講料や大学の受験料、受験に関わる全てのお金は、アルバイトで自分でまかなうというルールを決めていました。

今から考えれば、それを遥かにまさる精神的な心配を親にはかけてしまいましたが、そんな自分のルールを達成するための早朝アルバイトでした。

バイトを終えたらそのまま2限からの授業に出席するため大学へ。

大学の授業が終わったら代々木に向かい、予備校へ。

予備校の授業が終わったら、1時間ほどかけて電車で海老名に帰り、家に着くのはいつも23時過ぎ。

そこからまた勉強を始めて1時、2時。

翌朝また4時に起きる。



今考えると、なんでそんな生活ができていたのか、まったくわかりません。

デビュー後に、「忙しいですね」と言われることが多くなりましたが、18歳のこのときほど忙しかったことは今まで無いので、たまに変な受け答えをしてしまいます。

加えて、とにかく孤独でした。

「仮面浪人」をしていることは在学中の大学の友達には伝えづらいものです。
「うちの大学が嫌いなのか?」と思われても無理は無いこと。大学ではかなり後までそのことを隠し続けていました。

一方で、予備校では全く友人ができることはありません。
専門学校生として朝から晩までの時間割に沿って予備校に通う普通の予備校生と違って、僕は単発の授業を受けるかたちの外部生徒でした。

アルバイトで授業料をまかなうと決めていましたから、何コマも授業をとる余裕はなく、たった2コマの授業しかとれませんでした。あとは、参考書とたまにとるサテライト授業。


とにかく心配ばかりかけてしまった親は、昼飯代と称して毎日500円をくれました。
強がってアルバイトですべてまかなうなんて言う息子のバカな意地を、親は心配しつつも理解してくれていました。ただ、その500円も半分は参考書代にあてていました。

当時68円だったハンバーガーを二つ買い、それで過ごす日が多かったです。


大風呂敷を掲げたのはよかったんですが、とにかく金がなかった(笑)

となりで自分が食べたくても買えない「てりやきマックバーガーセット」を食べながら、自分が受けたくても受けられない夏期講習のテキストを何十冊も抱え「こんなに授業とっても、結局いくつか受けないんだよなぁ、ははは」なんて言っている予備校生を本気でぶん殴ろうかと思ってたこともありました(笑)






そんな日々で毎日僕が思っていたこと。


それは、自分自身の情けなさ、ふがいなさでした。


あれだけ大きな決意を掲げて始めた浪人生活なのに、全く”できない”自分。怠けてしまう自分。

25歳の自分からすれば「お前、十分がんばってたよ」と言ってあげられるのですが、当時の僕は自分に対する自身を徹底的に失っていました。


代々木から歩いて3分の、南新宿という、各駅停車しか止まらない小田急線の駅のベンチで、「はら減ったなぁ…なにやってんだろ、俺」と、いつも自問自答していました。

南新宿の付近は、昔からの家も多く、すこし古ぼけて、もはや頼りないくらいの家屋と、その向こう側に広がる新宿の高層ビルの夜景が、すさまじくミスマッチなんです。そのへんてこりんな風景が、妙にそのときの自分の心情と重なっていたのを覚えています。



とにかく自信が無くて、さびしく情けない日々。

それが18歳のときの1年間でした。


いやぁ、思い出して語るだけで暗い(笑)暗すぎる(笑)

こっから、どうやったら受験生の皆さんを少しでも元気づけられるような明るい展開にもっていけるんだ(笑)?


なんかそれこそ中途半端になってしまいましたが。


そんな受験生活から、僕が得ていったもの、受験生に僕なんかが伝えられること。




それを、また後半で。


今、伝えられるのは、ま、とにかく明日もがんばれよ、と(笑)


気持ち、切り替えてね、うん。
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by ikimonogakari2 | 2008-01-20 00:41
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